こんにちは、いくらです。
この記事では、擦り切れた袖口をダーニングする方を紹介します。
お気に入りの服を、袖口が擦り切れただけで処分するなんて、もったいなくてできませんよね。
そんなときは本記事を参考に、ぜひダーニングでお直ししてください。
先日実際に、子どものネルシャツを補修した手順です。
<プロフィール>
- ミニマリスト歴6年
- ブログ歴4年
- 得意分野は、ファッション/料理/断捨離/ 健康・美容
わかりやすく丁寧な記事を書きます!
袖口の擦り切れ補修を自分で|直すのはココ!
直す場所は、計3箇所です。
まずは擦り切れ2箇所、各1.5cmくらい。
(下の写真、枠部分▼)
次に、ついでに、裂けるように破れた1箇所。1.5cmくらいです。
(下の写真、枠部分▼)
そして、完成写真は以下です。▼
それでは直していきます。
袖口の擦り切れ補修を自分で|使った道具
使った道具は、糸・針・マッシュルームです。
順番に説明します。
①Clover ダーニング糸
糸は、手持ちの中でネルシャツ本体に一番近い太さ・質感のものを使いました。
こちらのものです。
(Amazonリンク)Clover ダーニング糸
細すぎず太すぎず、便利な糸です。
1つ持っていると色々なダーニングに使えます。
【どれが必要?】ダーニングの糸選び実践編 | ネットで買える4種を実際に使って評価してみました
②Clover クロスステッチ針No.22
Clover ダーニング糸に合う針として、Clover クロスステッチ針No.22を使いました。
(Amazonリンク)Clover クロスステッチ針No.22
この針の特徴は、「糸割れ」しないように針先が少し丸いることです。
100均の刺しゅう針と比較すると、使いやすさが違います。
理由は、針先が、糸の一部をひっかけることがないからです。
③ダーニングマッシュルーム
ダーニングマッシュルームは、こちらの本に付属のものです。
袖口の擦り切れ補修を自分で|1. 擦り切れ2箇所の補修
まず、擦り切れ2箇所の補修です。
15分で終わりました。
直す範囲が狭いので、ダーニングの最短コースだと思います。
まず、糸の色を選びます。
今回は、以下にしました。
- 横(目立つ色)・・・紺色
- 縦・・・灰色
なぜこの2色かとういうと、シャツのチェック柄(紺と灰)になじませたかったからです。
紺色を目立たせたかったので、横糸に使いました。
まず縦糸を通します。
狭いのであっという間に終わります。
次に横糸を通します。
(比較) 巻きかがりで直した場合
今回は、実験的に「巻かがり」(=布の端をすくって、巻くように針を進めていく縫い方)でも直してみました。
試した理由は、ダーニングより早く終わりそうだったから。
実際5分で終わったのですが、仕上がりはちょっとみすぼらしくなってしまいました。
こんな感じです。▼
いかにも、「素人がちょっと直しました」という感じです。
巻きかがりとダーニングを比較した結論は、「面倒くさがらずにダーニングする」です。
ダーニングの仕上がりには、「所要時間差10分」を捧げる価値があると判断しました。
袖口の擦り切れ補修を自分で|2. 裂けた1箇所の補修
次は、裂けた箇所を直します。
25分くらいかかりました。
擦れた箇所と同様、以下にしました。
- 横(目立つ色)・・・紺色
- 縦・・・灰色
マッシュルームを、繕いたい箇所にセットします。
デザートフォークで編み目を詰めながら作業しました。
見栄えがかなりよくなります。
私は糸始末が好きではなくて、本に書いてあるような丁寧な処理はしません。
この箇所は、「裏側に糸を出したら、近い糸同士で固結び」して終了しました。
(子どもから「肌触りが悪い」などのクレームはないのでOKです)。
仕上がりは、自分的には満足です!
袖口の擦り切れ補修を自分で|ワンポイント
最後にワンポイントです。
毛糸は、シャツの素材と近い太さ・質感のものを使うことをおすすめします。
理由は、仕上がりに大きく影響するからです。
詳細は別記事で書いています。▼
【まとめ】袖口の擦り切れ補修を自分で|ダーニングでシャツ3箇所を直した方法を解説
いかがでしたでしょうか。
この記事では、袖口ダーニングのやり方を紹介しました。
袖口のダーニングは、「小さくてもポイントになってかわいい」ことがわかりました。
新しい服を一着買うより、満足度が高いです。
あなたが袖口を直すときの参考になったら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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