こんにちは、ダーニングが趣味のいくらです。
子ども用ジーンズに、計20回以上ダーニングしています。
この記事では、
- ダーニングでジーンズを繕ってみたい!
- 穴の周りも劣化してる。あて布をした方がいい?
というあなたの興味に、私いくらの実例で、詳しくお答えします。
結論、以下のポイントをおさえれば、ジーンズはダーニングにより、何度でも蘇ります。
- 裏側からあて布で補強する
(周りの生地も劣化している場合) - 古いダーニングに穴があいたら、その上から新しいダーニングを重ねる。
詳しくは本文をどうぞ!
繕うのはココ!

今回ダーニングするのは、上の写真・赤点線内です。
以下計2箇所
- 数ヶ月前ダーニングしたけど、また穴があいたところ
- 間もなく新規で穴があきそうなところ
に分けて繕います。
完成写真は以下です。

それでは補修していきます。
使った道具
使った道具は、糸・針・マッシュルームです。
順番に説明します。
糸
糸は2種類使いました。
メインは、綿製の刺し子糸。
こちらのものです。
(Amazonリンク)LECIEN (ルシアン) hidamari 刺し子糸

次に一部に、色が細かくミックスされた麻糸を使いました。
(緑の刺し子糸だけだとちょっとつまらないなと思ったので。)
麻の毛糸は、こういうイメージのものです。


針

針は、毛糸用の針です。
100均と比べると、使用感が全然違います。
(Amazonリンク)Clover とじ針 No.15 5本入り

厚い生地にもスッと入り、作業がはかどります。
ダーニングマッシュルーム

ダーニングマッシュルームは、こちらの本に付属のものです。

(Amazonリンク)愛らしいお直し ダーニングで大好きな服がよみがえる
普通に使いやすく、特に不満はありません。
(注意)所要時間は2時間・・・
次に、所要時間についてです。
今回は計2時間かかりました。
理由は、穴が大きいうえに、2箇所繕ったから。
(小さい穴1つだと、15分で終わります。)
趣味の時間なら全く問題ありません。
でも、「子どものデニムを手軽に補修したい!」という動機だけなら、あまりおすすめできません。
買った方が安い思うからです。時間・労力ともに笑。
その点了承のうえ、以下読み進めてください。
1. 裏からあて布をする
まず、ジーンズ裏からあて布をします。
計10分くらいの作業です。

擦り切れた薄い生地は、ダーニングに耐えきれません。
針を通すと穴が開いてしまうので、あて布をしましょう。


あて布を、丁度いいサイズにカットしましょう。
上の写真で使ったのは、子どものサイズアウトしたパジャマです笑。


普通の縫い糸(木綿)で縫います。
ジーンズ生地が厚いので、刺繍針を使いました。


表から見た状態です。縫い目は、ほとんどわかりません。
2. 1箇所目のダーニング
では、1箇所目のダーニングです。
「数ヶ月前ダーニングしたけど、また穴があいたところ」です。
計一時間くらいかかりました。


マッシュルームを、繕いたい箇所にセットします。


たて糸を通します。
ポイントは以下2つです。
- 古いダーニングの上にも、糸を重ねる
- あて布もすくう
生地が厚くなっているのでちょっとやりにくいです。
じっくり楽しんでください。


実はSTEP2の写真では、たて糸がスカスカ過ぎました…。
でも大丈夫です。フォークを使えばなんとかなります。
リカバリ方法は、
ことです。
目安は、3行おきくらい。


1箇所めのダーニングが完了しました。
最後の4行分くらいは、糸を換えました。
※特に深い理由はありません。
3. 2箇所目のダーニング


2箇所目にダーニングするのは、「間もなく新規で穴があきそうな部分」です。
(上の写真・赤点線内)
ここは30分くらいかかりました。
使った糸は、先述のミックス色の麻糸です。
やることは、1箇所目と同じなので省略します。
完成写真は以下です。


紫系ミックス色の糸を使って、2箇所めのダーニングが終わりました。
4. 糸始末する
最後にまとめて、糸始末をします。
計20分くらいかかりました。
実は、私は糸始末が嫌いです。
面白く感じられなくて…。
でも、頑張ってやります。



かなり手抜きの我流です。
面倒くさがりさんの参考になれば幸いです。
ダーニングが終わったら、ジーンズを裏返します。
そして表に出ているすべての糸を、針で引っ張り出します。


近くの糸どうしで固結びをして、糸を切ります。


近くに糸がない場合は、一本だけで玉結びをします。
完成写真(ビフォア・アフター)
全て完了です!
達成感がたまりません。




あて布と2箇所のダーニングで、無事にジーンズを復活できました。
古いダーニングに新しいダーニングを重ねると味がでて、それがまた楽しい。
服への愛着もひとしおです。
以上、ダーニングでデニムを復活させる例でした。
(まとめ)ジーンズはダーニングで何度でも復活可能
いかがでしたでしょうか。
この記事では、ダーニングでジーンズを復活させる方法をご紹介しました。
ポイントのおさらいです。
- 裏側からあて布で補強する
(周りの生地も劣化している場合) - 古いダーニングに穴があいたら、その上から新しいダーニングを重ねる。
先述の本(愛らしいお直し ダーニングで大好きな服がよみがえる)によれば、ダーニングに決まりはありません。
そのため私は、毎回自己流・大ざっぱで好きなようにやっています。
もし、こうするともっといいよ!というアドバイスがありましたら、コメントいただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント