こんにちは、いくらです。
この記事では、以下の内容がわかります。
- 簡単なピニャータの作り方
- 割れないときの対処法
- ピニャータ向きのお菓子の条件
ピニャータを数回作った実体験から、土台の材料は「半紙とでんぷんのり」がイチ押しです。
また、どうせ壊すのであまり凝りすぎず、でも子どもが喜ぶようにある程度見栄えがする飾り付けです。
誕生日、ハロウィン、クリスマスなどにぜひ作ってみてください。
もう時間があまりない!という方は、ネットで完成品を買うこともできますよ。

材料
今回の材料は以下のとおりです。
土台の材料

まず、土台の材料です。
品名 | 分量 |
---|---|
半紙![]() | 10枚 (目安) |
でんぷんのり![]() | 1本 |
風船![]() | 1個 |
角バット | 1つ |
ココット皿 など (ピニャータに紙を貼るとき用) | 1つ |
新聞紙など (テーブルの汚れ防止用) | 適宜 |

家にないものは、100均で揃います。
「半紙とでんぷんのり」がおすすめの理由
ピニャータの作り方を検索すると、材料は「小麦粉と新聞紙」を紹介する記事が多いです。
でも私は両方作ってみた結果、断然、本記事の「半紙とでんぷんのり」をおすすめします。
理由は以下5つです。
- 水溶きのりを作るとき、周囲が汚れにくい(粉が飛ばない)
- 紙を貼るときも、周囲が汚れにくい
- 半紙の1/4カットは、新聞紙を細かく切るよりラク
- 半紙は、貼り付けがラク(紙が大きいから)
- 乾かす時に 床が汚れない(小麦粉は垂れてくる)
飾りの材料


次に、飾り付けの材料です。
※モンスターズインク「風」の飾り例です。
品名 | 分量 |
---|---|
でんぷんのり | 1本未満 |
お菓子 (※後述 ピニャータにおすすめのお菓子の条件 参照) | 600円分 |
色画用紙 (モンスターの毛) | B5サイズ 3枚 |
折り紙 (モンスターの目玉・口) | 黒・白 各1枚 |
はさみ | 1本 |



子どもと一緒に作れる簡単な飾り方です。
粗い出来でも、子どもは十分喜んでくれました!
吊り下げ・割るための材料
次に、吊り下げ・割るための材料です。
品名 | 分量 |
---|---|
紐 (ピニャータ吊り下げ用) | 適宜 |
千枚通し ・プラシドライバーなど (ピニャータ穴あけ用) | 1本 |
棒 (ピニャータを壊す用) | 1本 |
目隠し | 1つ |
材料は以上です。
それでは作ります。
1. ピニャータの土台を作る・乾かす


まず、ピニャータの土台となる部分を作ります。
計7ステップの作業です。


風船を膨らませ、固定するためにココット皿等(小さい深めの皿)の上に置きます。



ココット皿等の上に置くと、風船が動かず紙が貼りやすくなります。
半紙を1/4の大きさに切ります。


角バットにでんぷんのりを出し、水で溶かします。
濃度は、以下がちょうど良いです。
- でんぷんのり・・・10cm☓3本
- 水・・・大さじ3



水溶きのりが足りなくなったら、同じ割合で追加しましょう。
STEP2の半紙を、STEP3の水溶きのりに浸します。


STEP4の半紙を、風船に隙間なく貼り付けます。
途中で半紙が破れても、しわしわでも大丈夫です。
気にせず続けてください。
後で上から飾りを貼るので、見えなくなります。
風船を放置して、乾かします。


半紙が完全に乾いたら、STEP4〜6 をあと2回(つまり計3回)繰り返します。
上の写真が、計3回完了したところです。
紙に厚みが出て、しっかりした土台が完成しました。
2. ピニャータに飾り付けをする


ピニャータ本体が完成したら、飾り付けです。
今回はモンスターズインク「風」に、以下のように飾りました。
計3STEPです。


色画用紙1枚を縦3等分にしたあと、フリンジを作ります。
上の方は切りません。
色画用紙はネットでも買えますね。こういうものです。
(Amazonリンク)オキナ 色画用紙 50色 HP3435


STEP1のフリンジを、風船の結び目の部分(上)から順に貼り付けます。


折り紙で目と口を作り、貼り付けます。
参考に、以下のサイズ感がちょうど良かったです。
- 白目・・・白色折り紙いっぱいにコンパスで円を描き、切り取る。
- 黒目・・・黒色折り紙に、白目よりふた回りくらい小さい円をコンパスで描き、切り取る。
- 口・・・黒目を切り取った後の余り折り紙を、フリーハンドでスマイル型に切り取る。
飾り付けは以上です。
3. 風船を剥がしてお菓子を詰める
土台から風船を剥がして、お菓子を詰めましょう。
計3ステップです。


上の写真、赤枠あたりをハサミで切ります。
パン!と割れたりはしません。
結び目を切った風船は、ピニャータに張り付いています。
ペリペリと剥がしましょう。
風船を全部剥がしたら、中にお菓子を詰めます。


上の写真に見える、テトラパック(アポロやマーブルチョコ)のお菓子はおすすめできません。
叩いていたら袋が割れ、中のチョコが出てきてしまいました。
詳細は、後述の ピニャータにおすすめのお菓子の条件 を見てください。
4. 吊り下げる
次は、吊り下げです。


ピニャータ上部(上の写真・赤枠あたり)に、4箇所穴を開けます。
私はプラスドライバーを使いました。
紐の長さは、「吊り下げた時に子どもが割りやすい長さ」に調整しましょう。
高いところから吊り下げます。
せっかく作ったピニャータをすぐ壊すのは惜しいですよね。
そこでおすすめは、壊す日の前日までにピニャータを完成させて、しばらく飾ること。
飾っている間、子どもも大人もワクワクが高まり、楽しいですよ!


完成したら、思いっきり壊しましょう!
(補足1)割れやすくするコツ
ピニャータは中々割れないと思いますが、子どもは喜んで壊し続けるはずです。
応援しつつ見守りましょう。
我が家では子どもが一人で15分頑張っても割れないタイミングで、段階的に以下のフォローをしました。
目隠しだけ取って、再開します。
目隠しを取って叩いても中々割れないなら、カッターで、ピニャータに数箇所切り込みを入れます。


切り込みを入れても割れないなら、強く叩ける棒に代えましょう。
我が家では、プラスチックの刀→バドミントンのラケット に代えて数回叩いたら、やっと割れました。
(補足2)ピニャータにおすすめのお菓子の条件
ピニャータにおすすめのお菓子の条件は、以下3つです。
- 個包装
- 中身がつぶれない・壊れない
- 個包装の袋が破けない
具体的には、チロルチョコとか・・・




こういうグミも、◎です。


逆に、テトラパックはおすすめできません。
こういうものです。


今回使ったら、ピニャータを壊すときに袋が割れて、チョコが出てきました。
お気をつけください。
まとめ | 簡単にできて割れやすいピニャータの作り方
いかがでしたでしょうか。
この記事では、「簡単にできて割れやすいピニャータの作り方」をご紹介しました。
実際、時間と手間はそこそこかかりますが、子どもの喜ぶ姿を見られていい思い出が残ることは保証付きです。
ぜひ作ってみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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